2009年2月4日水曜日

訪問看護実習

きょうから3日間は訪問看護の実習の予定です。

初日は、朝からスタッフミーティングに参加させていただきました。
英語のディスカッションはつらかったですー。まあ私は聞いていただけですけど。

ミーティングが終わり私は一人の方の仕事についてまわることになりました。
午前中はすべてデスクワークでしたね。
でも便利なデータベースとソフトウェアがあり患者さんの記録や処置を記録できいろいろな職種のスタッフ皆が共有できるようになっています。これは病院独自のもののようです。それからこのデータベースと患者情報データベースが連動していて担当医師(アメリカでは日本でいう、まちの開業医がそれぞれの担当医になっているといったシステムだと思います)やagencyのNsや連携職種との連携などにはこのデータベース上ですべてやりとりするようです。
でも記録は すべて自動化ではなく必要な記録は自分で文章を作成したりコピー&ペーストしています。
交換日記みたいにやりとりの経過がみれ経時的に記録されだれがいつ書いたのか短時間ですぐ把握できるし整理できています。

かなり仕事の効率や使い勝手を考えられて作られたシステムだと思いました。
しかもトレーニングや教育の機会を作っているようで ナースがみんな上手にソフトウェアを使いこなして居ます。

多少手間がかかる作業もあり、訪問に行くときには紙に出力が必要な部分もあり日本でも同じだなあと感じるところもありましたがかなりペーパーレスだしWeb上でうまく作業できるところは日本の訪問看護の現場よりずいぶん進んでいると思います。

午後からは、2件の訪問に行きました。
一件目はCOPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞生肺疾患) の女性、
二件目はMS(Multipul sclerosis:多発性硬化症)の男性を
訪問しました。

アメリカの家は大きいので驚きましたね。
それと、日本のように家族で住んでいるのではなく子供は独立するので一人で住んでいる患者さんも多くて自立せざるを得ない状況なので患者さんの自己管理教育が進むのでしょうね。